人見知りがある場合、必ず、というわけではないのですが、
自己嫌悪と、それとセットで、人から嫌われたくない、
という想いが、心の中に隠れていることがあります。
自分のことが嫌い、なんだけれども、
人にはその部分を知られたくないし、
もし知られたら嫌われる、と思うので、
心をオープンにすることが出来なくて、なかなか友人ができない・・・・、
そんな感じになっちゃうことがあります。
ここで、自己嫌悪のことは脇に置いおいといて、
ちょっと考えてみてほしいのですが、
どんな人が嫌いでしょうか?
怒りっぽい人。ずけずけ言ってくる人。
自分のことが嫌いな人。大声でいきなり笑う人。
不潔な人。暗い人。集団の端っこの方にぽつんといる人・・・・
私なりにいくつか例を挙げてみましたが、
思いつく限り色々出してみてください。
そして、その反対に、もし仲良くなれるとしたら、
どんな人がいいでしょうか?
具体的にイメージしてほしいのですが、
そこに、自分と相性がよさそうな人、という部分をプラスしてみてください。
どんな友人が欲しいでしょうか?
同じものを好きになれる人で、あまり口うるさくない人。
ゆっくり静かに話すけれども、おしゃべりでおしゃれな人。
集団のリーダーみたいな感じで明るいけれども、私と話すときは聞き役に回ってくれる人・・・・
思いつく限り、色々と出してみてください。
自己嫌悪がネックになっている場合、
人見知りを克服するためには、この自己嫌悪を手放していくことが
求められてくるので、嫌いな人、の中にある、
自分の中で拒絶している部分を手放していくことが求められてきます。
ただ、それには抵抗感も強く出てきますし、時間がかかることもあります。
それが克服できない限り、友人ができなかったり、
職場で不都合が色々と多い、としたら、なんだかもったいないです。
人見知りのままでも、自分が大嫌いなままでもOKです。
それでも、自分が仲良くなりたい人と仲良くなれたら、
そして、職場でも人見知りのままでも、出来るだけ不都合を少なくしていけるように
環境を整えることができるなら、充分、人は前に進んでいけます。
人見知りの克服は、親友を一人、二人と増やしてからいってからでもできます。
むしろ、友人の援助を得ながらの方がやりやすいです。
仲良くなりたいと思う人のイメージを強く持ってみてください。
そして、その人を探してみてください。
自分に似ているところがあるけれども、好きになれる人、そんな感じがベストです。
人の縁は意外なところからやってきたりします。
その反面、意外と見過ごしてしまうものでもあります。
そんなとき、こんな人と仲良くなりたい、っていうイメージを強く持って、
願いを強く持っている方が、そういう縁を拾いやすくなります。
そして、そんな人を見つけたら、ちょっと近づいてみてください。
もし、タイミングがあって、話があったら、最高です。
人見知りのままでも、相性が合う相手なら、一緒の空間が居心地いいものです。