タイトルに書いたようなことは、
その感情を感じやすい人にとっては、
おなじみの感覚、と言えるものかもしれません。
自分に価値がないように感じると、
一人になりたくなったりしませんか?
自分だけが周りから浮いているような感覚が出てきて、
集団の中に入っていくのに抵抗があったり、
周りに壁を作りたくなるような感情が出てきやすく
なったりすることはないでしょうか?
今回は、その感情を手放していく、
ということについて、書いていきます。
価値がないように感じているとき、
というのは、自分の内側から、
自分がどれだけ価値がないか、ということを
強めるような言葉、というのが出てきている状態です。
それに耳を傾けていけばいくほど、
自分が、とってもちっぽけになったような感覚、
というのを感じ続けることになります。
本当に自分に価値がない、というわけではなく、
心の内側から、それを裏付ける言葉が出てきているだけです。
ただ、心の中には、自分の価値を知っている部分もありますので、
そこに耳を傾けると、また違った感覚を感じることができます。
直観を使ってみて下さい。
もし、自分に価値があるとしたら、どんな部分だろう、
と、心の中で問いかけたとき、直感的に思いついたことに
耳を傾けてみて下さい。
そして、携帯でも、パソコンでも、紙にでもなんでもいいので、
思いついた答えを書いて残してください。
このとき、自分に価値がない、ということに耳を傾けるのに
慣れている人であれば、その直観的に思いついた答えを
否定したくなると思います。
ただ、その否定する言葉は、しばらく黙っていてもらってください。
もしくは、しばらくの間、耳を傾けないでください。
その代わりに、その直観的に思いついたことに対して、
その価値をどうして気付けなかったのか、ということと、
その価値をどうやったらもっと生かしていけるか、ということを、
心の中で問いかけてみてください。
そして、直感的に思いついたことに耳を傾けてください。
これまた、携帯でも、パソコンでも、紙にでもなんでもいいので、
思いついた答えを書いて残してください。
このときも、思いついた答えを否定する言葉には、
しばらく耳を傾けないでください。
書いたものをみて、携帯であればその文字を見て、
その言葉を、受け入れる、という選択をしてみてください。
むずがゆいかもしれません。
なんとなく居心地が悪いような感じがするかもしれません。
ただ、ここで自分の感情に注意を払ってみてください。
自分に価値がない、という言葉に耳を傾けているときと比べて、
心がオープンになっている、ということを
気付くことができるまで、
しばらく、自分の感情の動きを見つめてみて下さい。
自分の価値を認める、ということは、
普段、自分が価値がないように感じている人にとっては、
不慣れなものかもしれませんが、
自分の内側で自分の価値を知っている部分に触れることで、
そこから抜け出していくための一歩を踏み出していくことができます。
これができた分だけ、自分以外の人が
自分自身のことを認めてくれている、という感覚に
気付くことができるようになります。
今までは、自分の中に、自分の価値を知っている部分があった、
ということに気付けていなかったのが、気付けるようになった分だけ、
他の人の中にも、自分のことを認めてくれている部分がある、
ということに気付けるようになります。
一度、試して下さいませ。