パートナーの元恋人がどんな人か気になったことはあるでしょうか?
気にしても仕方ないものかもしれませんが、もし見た目がどんな感じか知っているのなら、つい自分と比較してしまうこともあるかもしれません。
SNSで元カノの写真をみたり、パートナーと一緒に写っているところを見ちゃったりすることもあるかもしれません。元カノの方がルックスがいいな、なんて思えた時に、こいつに勝った自分を自画自賛したくなる、というタイプもいれば、見たくもないものを見ただけなのでさっさと忘れて気持ちを切り替える、という人もいるかもしれませんが、そこで劣等感や嫉妬のようなものを感じる方もおられるかもしれません。
どうしてこの人と別れて自分を選んだんだろう?
そんなことがふと気になることもあるかもしれません。劣等感を感じることから、自分の女性としての魅力に自信がない感じが出てきたり、この人のパートナは本当に自分でいいのだろうか、ということや、本当は元カノと一緒にいた方がパートナーも幸せなんじゃないだろうか、なんていう雑念のようなものに頭を悩まされることもあるかもしれません。
劣等感や嫉妬のような感情が邪魔をして、いくらパートナーから愛情表現をされても、愛されていることを感じにくくて、ネガティブな感情に支配されてしまうこともあるかもしれません。過去のことは過去のことだと割り切れたらよいのかもしれませんが、パートナーのことが好きであれば好きであるほど、どうしても、モヤモヤした気持ちを抱えてしまうものかもしれませんね。
その感情を、元カノのせいにしたり、パートナーのせいにしたくなる気持ちはでてきやすいものかもしれませんが、モヤモヤは外側から持ち込まれたものではなく、内側から発生したもの。基本的には自分の心の中にあるものがモヤモヤを作り出しています。
その感情を作り出す思考が自分の頭のなかにあります。例えば、自分自身の魅力的ではない部分にダメ出しをしているような部分があるかもしれないですし、パートナーのダメな部分を責めるような思考もあるかもしれません。人と比較して自分の価値を判断するような思考もあるかもしれません。
思考には、ふと思いついた後すぐ忘れてしまうものもあれば、頭の中に居座って繰り返し出てくるものもあると思いますが、もし、繰り返し思考していることで自分自身が苦しくなるようなものがあるのであれば、その思考がモヤモヤを作り出していると言えるかもしれませんね。
お手軽に試せるものとして、以下のものがあります。モヤモヤを作り出している思考のうち、何か一つ選んで以下の1〜4を順番にやって見てください。
1.「その思考が自分にあるということを認めますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
2.「その思考を手放せますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
3.「その思考を手放しますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
4.「いつ手放しますか?」と自分に問いかけて、即答する。
3回くらいやってみてください。すごく単純なのですが、やってみると意外と思考が軽くなります。これは使えそうかも、なんて思えるのなら、モヤモヤを作り出している思考のうち、まだやっていない他のものも試してみてください。
自分が感じるネガティブな感情について、本格的に取り組んでみたいのなら、以下の記事ものぞいてみてください。パートナーの過去の恋人を意識してしまうときに抑えておいた方がよいポイントを掘り下げて書いています。
元カノの方がルックスがよくて劣等感を感じるときのことを書きました。気にしても仕方ないものに心を奪われてしまうようなときに、ちょっと自分の心の中にあるものを整理するようなことができると、気持ちを軽くすることができるものかもしれません。ここに書いたことで、何かお役に立てるところがあったのなら幸いです。
※セドナメソッドについて
「手放せますか?→はい/いいえで答える。手放しますか?→はい/いいえで答える。いつ手放しますか?→答える。」の部分はセドナメソッドを使っています。