理由はわからないけれども、
なんとなく気分が悪い(体調というより精神的に)、とか、
ネガティブな気分になってしまっている、といった場合、
他の人から、そういったものをもらってしまっている、
というケースがあります。
もらいやすい体質、といいますか、性質、の人はいます。
人の心の共感したり、同調しやすい感じの人たちですね。
こういった人たちは、優しいハートをもっているいらっしゃいます。
ただ、そういったものをもらいすぎることで、
本人にとっては、とてもそれで苦しい想いをすることがあります。
ただ、自分でそれに気付くことで、
その苦しさをかなり軽減することが出来ます。
ネガティブな想いがあがってきたり、なんとなくイヤな気分になっているな、
って気付いた時に、自分自身の感情をチェックしてみてください。
それは、何か理由があって、自分が感じているものか、
それとも、誰かが感じているものに、自分が共鳴しているのか。
ちょっと落ち着いて、じっくり自分の感情をみてみると、気付くことが出来ます。
そして、これは気付くだけでも、だいぶ楽になります。
あと、こういった共鳴しやすい人、というのは、
優しいハートを持っていますので、なんだか、相手の気持ちに寄り添ってあげる方がいい、
って思っている部分があったりします。
実際に、どうでしょうか?
この記事を読んでいて、自分も確かにもらいやすいって思っている方は、
自分自身に問いかけてみてもらいたいのですが、
わかってあげたい、っていう部分、実はハートの中にないでしょうか?
例えばですね・・・・・、
これは他人の問題なのだから、私は関係ない、って思ってみてください。
ここでちょっと、胸がちくっとする感じがあったら、
自分のハートの中に、できればわかってあげたいかも・・・・、
なんていうハートがあるのかもしれない、って思ってみてください。
そこで、お願いなのですが、
その感情を、その人に返してあげてもらいたいのです。
なぜなら、それはその人の問題だから、です。
といっても、具体的に何かその人に対してするわけではないです。
ただ、心の中で、「この感情はお返しします」ってつぶやくだけです。
そして、それは、その人の為でもあります。
その人が感じてしまっている感情に同調し続けるのではなく、
もらったことで、ただ、その人がそういう感情を感じている、
って気付いただけでもう十分です。
気付いたら、もう手放してあげてください。
それは、自分自身の為にも、その人の為にもなります。
ただ、もし、ちょっと思いついたことで、
その人に何かしてあげたいことがあったら、やってあげるのはOKですが、
基本的には、無理はしないでくださいね。
見守ることが状況としてふさわしいなら、そうするのがいいです。
表面的には何もしなくても、ただ、その人に返してあげるだけで、
充分に、その人のためになります。
そして何より、他の人の想いをもらいすぎないよう、
自分自身をケアしてあげてください。