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パートナーのことが好きかどうかわからなくなった時

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パートナーのことが好きかどうかわからなくなる、というのは、パートナーシップにちょっとした変化があって、そこで一旦、自分の気持ちを確かめたくなったようなときに多いかもしれません。

当たり前のことかもしれませんが、自分が感じる感情に正解や間違いなんてものがあるわけでもなく、ここでは、自分自身がどうしたいのか、ということが一番大切です。好きかどうかわからなくなってしまったことで、相手に対して罪悪感のようなものを感じることもあるかもしれません。ただ、その罪悪感は一旦脇に置いて、自分の気持ちとしてどうなのか、ということを整理することが求められているときです。付き合っていく上での打算のようなものや、自分自身が置かれた環境による部分もあるかもしれませんが、好きかどうか、というのはそこと直接的には関係がないという考え方もできると思います。一旦そういったものを脇に置いて、自分の気持ちとしてどうなのかを整理すること。そこの結論が出てからそれ以外の状況を見た方が、考えをまとめやすいです。

恋愛相手がいるということが大切なのであって、それが今のパートナーである必要はないかもしれない、という本音の部分や、長年付き合っていてただ情が残っているだけで、本心では自分の中では結論がほぼ出ている、ということも、気持ちを整理していく中でわかってくるかもしれません。

  

パートナーのことが好きかどうかわからなくなった時、というのは、余計なこと、困ったことが起きたのではなく、今まで後回しにしてきたことに向き合った方が良いということを、あなたのハートが教えてくれたメッセージのようなものかもしれません。
「本当に今のままでいいの?」
「今のパートナーのままでいいとしても、今のままでいいの?」
「一歩前に進んでみて。たとえ別れを選ぶことになったとしても、関係性をより深めていくことになったとしても、その一歩は今のあなたにとって必要なことだから。」
そんな自分の本心からのメッセージのようなものかもしれません。

パートナーのことが好きかどうかわからなくなる、というのは、次のステップへと進むための大切なプロセスなのかもしれません。私が思うのは、そのプロセスを信頼してあげてほしい、ということです。あなたを困らせるために起こっていることじゃなくて、必要だから、大切なことだから、起こっている感情の揺らぎ。あなたがもっと幸せになるために、その気持ちの揺らぎは起きているのだとしたら、あなたの本当の気持ちはどこにあると思えるでしょうか?

 

自分を知るということ。相手がどうとか、環境がどうとかではなく、自分がどういう人なのかを知るということが大切です。同じ体験をしたとしても、そこから受け取ることは人によって大きく変わります。どこかの誰かにとっては最悪だと思える体験も、あなたにとっては何てことないかもしれません。あなたにとっては最悪だと思えることも、他の人にとっては大したことないかもしれません。

あなたのパートナーが、どこかの誰かの基準によれば良い条件だったとしても、それは、あなたの本心にとっては、どうでも良いこと。逆もまたしかりで、あなたのパートナーが、誰かさんの評価によれば悪い条件だったとしても、それは、あなたの本心からすれば、知ったこっちゃないです。あなたにとってありならありだし、あなたにとってなしならなしです。

あなたは何が好きか。何をしていたら楽しいか。どういうのが居心地がいいか。それがとても大切です。他の人がどうしているのか、とか、普通はどういうのがいいのか、って気になっちゃいますよね。他の人がいいと思うものを、自分も取り入れたくなる気持ちが湧いてくることってありますよね。パートナーを作る、とか、結婚する、っていうのもそういうのに含まれることがあるかもしれません。なんとなく、パートナーいた方がいい、とか、結婚していた方がいい、とか、思っちゃうかもしれません。
でも、本音で語るとしたら、あなたにとっては、どうでしょうか?
パートナーは見た目が良い方がいい、収入がある方がいい、なんて、色んな人が重視する基準のようなものも耳に入るかもしれませんが、本音を言うとしたら、あなたにとっては、どうでしょうか?
今のパートナーを見たときに、あなたは何を感じて、何を思うでしょうか?
パートナーのことが好きかどうかわからなくなったとき、それは自分自身がどういう状態を望んでいるのかっていう、本当のところを確かめることが大切になってきているときです。それは、付き合っている状態をただ維持する、なんてことよりも、もっとはるかに大切なことです。

自分自身を知るために、パートナーと一緒にいるときの自分のことをよく見てみる。パートナーと一緒にいないときの自分のこともよく見てみる。こういうのは嫌、とか、こういうのは居心地がいい、とか、大きな声では言えないけれども本当はこういうのやってみたい、、、、などなど、そんな色んな自分の好みの部分や、我慢していたような部分も、押さえつけたり否定したりするのではなく、ありのままに自分自身のことを見てみてください。

幼い頃からの習慣で、周りから否定されないように、人から嫌な顔をされないように振舞うのが当たり前になりすぎていると、自分がどうしたいのか、というのを後回しにしすぎて、本当はどうしたいのかがわからなくなってしまうこともあるかもしれません。ある意味では、人からいいように見られるための仮面をかぶっているようなものかもしれません。ただ、パートナーシップの中では、色んな感情を感じさせられるがために、多くの場合、ネガティブな感情を感じることを通して、そんな自分がかぶっている仮面も抑えがきかなくなってきます。そこの部分と向き合うことを無意識に避けるがために、遠距離恋愛になる、というパターンを無意識のうちに持っている人もおられますが、そんな人にも様々な変化が訪れて、やはり感情を感じる出来事はやってきて、気持ちの揺らぎが生まれてくることになります。
(好きかどうかわからなくなる、というのは、遠距離恋愛で出てくることも多いかもしれません。)
どんなことが嫌だったでしょうか?
生理的に受け入れられないと思うこともあったかもしれません。
どうしてもらいたいって思ったでしょうか?
そういう自分が感じてきた感情がヒントになって、自分の本音の部分がどこにあるのか、というのを私たちは知ることができます。普段は、自分が感じたネガティブな感情もなるべく抑えようとしたり、感じないようにしようとすることもあるかもしれませんが、ここでは、そこから目を背けるよりも、むしろ感じてあげることの方が大切です。パートナーのことが好きかどうかわからなくなったとき、というのは、そこと向き合うことが求められているときかもしれませんね。

  

パートナーのことが好きかどうかわからなくなったときのことを、掘り下げて書きました。この記事を書くときに、そういえば自分は奥さんのどんなところが好きで、どうして一緒にいたいと思っているのか、ちょっと想いを巡らせてみて、やっぱり好きなんだなあ、なんてことを思った感じです。長年の付き合いなので、付き合い始めた頃と比べると、かなり落ち着いた感じの気持ちではありますが、パートナーのことを好きっていうのは、大切なこと、だと改めて思っています。

ここに書いたことで、何かしらお役に立つところがあるのなら、幸いです。

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