タイトルに書いた、逃げる、という言葉に
あまり良くないイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
ただ、逃げたい、という気持ちが自分の中にあるとしたら、
それは、変化を求める気持ちがある、
というような受け取り方もできるかもしれません。
自分が動くことによって、自分を取り巻く環境を変化させたい、という感じです。
その行為が、周囲から求められていることとは違うことだった場合、
自分の中にある罪悪感から、まるでそれが、
自分が本来取り組まなければならないことから逃げているように
感じることもあるかもしれません。
ただ、ここで大切なことは、自分自身が本当はどうしたいか、
という部分です。
逃げたい気持ちがあるような状況では、
実際に周りから批判されることもあると思います。
それは、逃げだ、とか、逃げるな、とか。
ただ、ここでポイントとなってくるのは、
その批判を受けたときに、自分自身が何を感じているか、というのが部分です。
もっともだと感じるか。
押さえつけられているように感じるか、
周囲に言われていることそのものより、
それを自分がどう受け取っているのか、というのが、何より大切です。
ある意味では、周囲から言われる言葉は、自分の心の中にもともとあるもの、
という見方もできます。自分が自分のことをどう扱っているのか、
というのが、周囲から言われる言葉に反映されるところがあるからです。
ここで、逃げない、という選択をしたときに気を付けることは、
逃げないではなく、選択しなおす、という部分です。
逃げたい気持ちが出てきているときに、求められているのは変化、ですが、
逃げないだけで現状維持のままだと、また逃げたくなるだけです。
ただ逃げない、というだけではなく、もう一度、選択しなおすことで、
状況や自分自身に変化を呼び込むことが出来ます。
そこで大切なのは、どう変化したいのか、という部分です。
周囲をどう変えるか、ではなく、自分自身をどう変化させたいか、
という風に考えてみてください。
自分自身を変化させたいときに、ベストな環境を選びなおす、としたら、
それが、同じ場所であれば、逃げなくてもいいですし、
別の場所であれば、逃げる、というより、
選択し直すために、動き始めたほうが良いです。
大切なのは、逃げるかどうかではなく、
自分自身がどう変化したいか、ということです。
そして、次に大切なのが選ぶということ。
人に何を言われるか、ということよりも、
自分の意志で選択してください。
逃げる、でもいいですし、逃げない、でもいいです。
あとは、本当に自分の心の中で選んだことに従って、物事が動き始めます。
逃げたいと思った時、それは、変化を自分自身に呼び込むチャンスです。
自分が本当に行きたいところにいけるように、
自分の意志で、あなたなりの選択で、
変化を呼び込んでみてください。