パートナーとの競争

投稿日:2012年5月25日      更新日:

恋愛関係の中で、相手にやってもらいたいことや、
相手からほしいもの、というのは、出てくると思います.
それと同じように、相手にとっても、自分に対して、
こうしてもらいたい、という部分がもちろんあります。

ただ、それがぶつかるときもあります。
お互いのやり方や価値観、というところで、
どちらの方が正しいか、どちらが主導権を握るか、
というところが出てくる感じになることもあります。

そのとき、お互いに愛し愛される、というより、
そこでは、相手との間に競争が生まれるような感じになります。
そこで、引きこもったり、相手との間に壁ができたり、
何か駆け引きのような部分が出てくることもあるかもしれません。

ここで大切なことは、競争があるな、ということを認めることです。
もし、競争がある、ということに気付くことができれば、
自分の中で、それを手放していくための準備ができます。

競争があるときには、自分の中で正しさの部分や、
自分が相手に勝つことに目がいっている状態になっていますが、
競争に気付くことができれば、自分が相手に勝つ、というよりも、
自分が相手に与えることができる、という部分に気付くことができます。

といっても、そこで自分が犠牲をする、というより、
相手を愛そうとする、という選択をしてみてください。

競争があるときには、自分が相手に愛されているか、
というところに目がいっている部分があるかもしれませんが、
自分が愛される、ではなく、相手を愛そうとしたときに、
自分の心がオープンになっていくことを感じることができると思います。

恋愛関係の中で、相手との間に競争がある、ということに気付いた場合、
相手に与えていく、という選択をしようとしてみてください。

それによって、相手との間にできていた壁が崩れていき、
自然に愛し愛される関係を呼び込んでいくことができる、
ということを、ぜひ、体験してもらいたい、と思っています。

関連記事

犠牲を強いられているとき

身近な人から犠牲を強いられているように感じることはあるでしょうか? 断りたくても断れないような状況になったり、相手からの圧力が強すぎて精神的に参ってしまうような状況であれば、そのことで本当にお困りにな …

完璧主義に疲れた時

完璧にいつものペースでできていないと気が済まなかったり、自分でこうしなきゃと決めていることができなかった時に自分を許すことが出来ず責めてしまう、など、完璧主義のような部分が心の中にあると、ときとして自 …

一人で頑張ってしまいがちな人

一人で頑張るというのは、ある意味では楽な一面があります。誰かに任せるよりも自分でやった方が状況がわかりやすいですし、任せた人がちゃんとできるか、いちいち気にする必要もないです。ただ、一人でやることには …

正しさから生まれる犠牲

    こうするべき、とか、これが正しい、と思っていることが、自分自身を良くない意味で縛ってしまうことがあります。 例えば、できていない相手に対してイライラを感じてしまったり、きつ …

昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法

昔の嫌なことを思い出す心理として重要なのは、それを思い出した時に自分が感じる感情であったり、ストレスの重さは変えていくことができる、という部分です。その対処法の鍵となるのはその感情の受け止め方です。 …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




誰にもわかってもらえないという心理を癒やす方法




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




地雷を踏まれてムカついた時