行き詰まりを感じた時にできること

投稿日:2016年6月8日      更新日:

物事を進めていく途中で、壁のようなものにあたって、
行き詰まりを感じることがあります。
そういうとき、物事を前に進めていくのが難しい状況になり、
モチベーションを上がらなることもあります。

行き詰まりを感じているときは、変化を求められているときですが、
行き詰まりを感じているときほど、頑張っても状況を変えることができなかったり、
今の状況を変化させていく方法が見つからなかったりします。
そのことで、葛藤や苦しみを感じることもあるかもしれません。

行き詰まりを作り出している要因を外部(自分以外の人やものなど)に求めると、
自分にはこの行き詰まりを変えていくことはできない、という風に思いやすくなります。
外部にあるものは、基本的に制御が困難なので、
制御できない→行き詰まりを解消できない、となるためです。
こうなると、自分が感じている葛藤や苦しみがあるために、
その自分以外の人やものなどのことを心の中で責めることもあるかもしれません。

もちろん、行き詰まりを作り出している要因には、外部のこともたぶんにあります。
ただ、ここで見方を変えて、自分の内側にある行き詰まりを作り出していく要因を
見つけることができるとしたら、
ここに変化を呼び込んでいくためのきっかけを作り出すことができるようになります。

行き詰まりを作り出す自分の中にある要因、それは、人や状況により、
様々なものがあると思いますが、
基本的には、自分の中にある思考や感情の中に、そのヒントがあります。

特にその行き詰まりが、何かしら自分にとって課題をみせてくれるようなもので、
自分自身が成長していくことが求められているような状況であれば、
その行き詰まりの要因は、その成長を自分自身で止めている部分にあります。

例えば、何か自分には、そういうことは無理だ、
と自分で限界を決めているような部分があったり、
やった方がいいかもしれないけれども、それは今はやりたくない、
というように避けているような部分があると、
それは成長を止める要因になることがあります。

行き詰まりを作り出している理由が外にあると考えているときには、
自分自身が避けていることや、成長を止めている部分に目を向けなくていいのですが、
見方を変えて、自分自身の方に目を向けた時に、そういうところが見えてくると、
僕たちは逃げたくなります。(そうでない人もおられるかもしれませんが)
僕たちは基本的にそういう部分を見るのは、いやなものです。

ただ、ここを見ることができると、行き詰まりに関しての見方が変わります。
行き詰まりはどうしようもないものではなく、
自分自身が一歩前に進むことで、そこに変化を招き入れていくことができるもの、
になっていきます。

行き詰まりを感じているとき、この自分の中の見たくない部分と直面したくない、
という内面の葛藤が隠れている、としたら、
この自分自身を前に進めていく、ということに対して、
抵抗している部分がある、ということに自分自身が気付くことが求められています。

自分自身にこうに問いかけてみてください。
「行き詰まりを解消させるために自分自身を成長させることに関して抵抗がありますか?」
この答えが、Yes、であれば、ある意味、チャンス、です。
抵抗を手放していくことで、状況に変化を招き入れることができます。

自分自身に以下の1~3を順番に問いかけてみてください。
答えは、はい、いいえ、のどちらかでいいです。

1「その抵抗は手放せますか?」
2「その抵抗を手放しますか?」
3「いつ、その抵抗を手放しますか?」

1~3は全部、はい、と答えたほうがいいですが、いいえ、でも構わないです。
抵抗を手放していくことが目的ではあるのですが、
いいえ、と答えても、心が軽くなり、抵抗は減っていくことがあります。

1~3を繰り返していくことで、だんだん、抵抗が軽くなっていく感覚がでてきたら、
効果あり、です。

抵抗を手放していく、としたら、自分の思考や行動をどう変えていくのが良いと思えるでしょうか?
そういうことを考えようとした瞬間にまた抵抗が出てくる、と思えるかもしれませんが、
再度、1~3を繰り返すと、また、その抵抗は手放すことができます。
地道ですが、この繰り返しで、行き詰まりの解消を生み出していくことができますので、
行き詰まりを感じているときは、ぜひ、トライしてみてください。

※セドナメソッドについて
「手放せますか?→はい/いいえで答える。手放しますか?→はい/いいえで答える。いつ手放しますか?→答える。」の部分はセドナメソッドを使っています。セドナメソッドについては本も出版されておりますので、興味のある方は読んでみて下さい。

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