過去に体験したことがきっかけで、心の中に深い絶望が生まれ、
そこで歩みを止めてしまっているような部分があったときに、
それが形を変えて、新しい課題として、
自分の人生に出てくることがあります。
例えば、彼や彼女との関係や、
職場の人間関係など、状況としては色んなパターンがありますが、
過去に絶望してしまったような部分でも、
それが再び課題として出てきたときには、
タイトルに書いたように、なんとかしたい、
という想いを持つと思います。
その想いを持った時こそ、再び、その絶望の部分を
手放していくチャンスです。
絶望を手放していくためには、その絶望を形作っている
ものの見方や考え方の部分と、感情の部分を手放していくことが
求められてきますが、
その絶望は、長年、自分を形作ってきた一部でもあるので、
手放すのにも、とても大きな抵抗感が生まれます。
絶望を手放す、という自体を諦めてしまいたくなります。
そのときに、自分を支えるための大きな力となるものは、
色々ありますが、その一つが、継続する、ということです。
なんとかしたい、という気持ちを選択する、
ということを継続していくことが
絶望を解きほぐしていくための大きな力となります。
最初のうちは、抵抗感が出てきたときに、
抵抗感を乗り越えていくことが、とても大変だったり、
ときに、自分自身に負けてしまったりしていたようなことが、
継続して取り組んでいくうちに、より簡単に抵抗感を
乗り越えることができるようになっていきます。
絶望は自分の心の深く根付いているような部分があります。
だから、絶望に関して、自分が体験したことで
それが一発でクリアになることも、もちろんあるのですが、、
クリアになったと思ったら、また、絶望が出てくる、ということもあります。
その場合には、継続していく、ということが
そのしつこく続く絶望をクリアにしていくために役立ちます。
無理だと思っているけど、それでも何とかしたい、
ということがあるような場合、
ぜひ、継続する、ということを試してみてください。