大人になって働くようになってからも、親との関係で・・・・
例えば、自立した一人の人間、というより、何か子供扱いをされていたり、
アレコレと小言を言われたり、余計な干渉をされたりすることで、
辛い想いをしている方はおられるでしょうか?
親が自分のことをわかってくれなくて、
相手に対して憎しみを持ったり、
許せないという想いを持つこともあるかもしれません。
例えば、考え方や価値観を強引に押し付けてきたり、
コントロールが強いような親もいるので、
そういった場合、本人からすると、
対処にすごく苦労する、といったこともあると思います。
そういった場合、親との癒着がある場合もありますので、
まずは、独り立ち、が重要になってきます。
経済的に自立し、独り暮らしをし、物理的にも精神的にも距離を取る、
ということが、自分自身のためになりますし、
親にとっても、子離れするきっかけになります。
親の言葉が気にならない、ならいいのですが、
子供時代からの積み重ね、がありますので、
親から自分に向かってくるメッセージ、というのは、
とても、自分の心に及ぼす影響が大きいこともあります。
親から言われる言葉が、自分の中の、自分自身を責める言葉に
そっくりそのままなることも多いです。
とてもネガティブで、自己嫌悪を作り出す言葉だったりもしますが、
本当に意識を集中しなければならないのは、その言葉ではなく、
自分が本当はどうしたいのか、という自分の意志の言葉です。
親の言葉が自分にとって、何か鎖のように重い言葉になっているとしたら、
自分の中に、その親の顔をイメージとして思い浮かべたあと、
自分がどうしたいのか、という宣言をして、
そのイメージに対して、自分が遠ざかっていくことをイメージしてみてください。
大切なのは、親の言葉に捕らわれすぎない、ということです。
そのネガティブなメッセージを、自分の心の中で重要視せずに、
自分を責める心も、相手に対する嫌悪感もすべて、手放す、ということです。
その代わりに、自分がやりたいことや、望んでいること、
そこに意識を集中することで、親の言葉ではなく、
自分の人生に集中する、ということができるようになります。
それができたとき、親からの干渉に対して、被害者であることを手放すことができるようになります。
一回やっただけでは、上手くいかないこともありますし、
言葉を変え、タイミングを変え、色んな形で、
親からのネガティブなメッセージ、に自分が捕らわれてしまうことはあるかもしれません。
ただ、手放すことができたとき、手放す前と比べて、
自分が楽になっていることを感じることが出来ます。