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パートナーを怒らせてしまった時

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パートナーから責められたり、怒りを表現された時は、自分の身を守りたくなるものだと思います。自分は悪くない、ということを証明したくなるかもしれませんし、あるいは、罪悪感を強く感じて、何も言えなくなることもあるかもしれません。相手が怒りを感じているのに共鳴するかのように、自分も怒りを感じて険悪な雰囲気になるようなケースも多いと思います。

男性が女性を責める場合は、理屈から入ることが多いかもしれません。怒られている側からすると、自分がダメ人間であるかのような言われ方をされたり、そのあまりの言われように、自分は愛されていないんじゃないだろうか、とまで思えることもあるかもしれません。彼とケンカのような状態になったあとで、罪悪感を感じて、自分自身に強くダメ出しをするようなこともあるかもしれません。愛する彼からの攻撃というのは、女性からするとネガティブな感情を感じやすいものだと思います。

ただ、ここで一つ気づいて欲しいのは、怒りというのは助けを求めるサインだ、という部分です。怒りを感じる時、その怒りの下には怖れや罪悪感といった人の弱さのような部分があり、自分を守るためにその弱さにふたをして怒りを表現する、といった心の動きが隠されています。これは無意識的に一瞬で起こったりもすることなので、怒っている当人もそれに気づかないことがありますが、この弱さの部分が助けを求めている部分だったりします。

あなたの彼があなたに怒っている時、彼の本当にやりたいことはあなたを攻撃すること、でしょうか?
それとも、その弱さの部分に対するケアでしょうか?
彼は意識的にはあなたを攻撃することに集中していたかもしれません。ただ、彼の無意識のレベルでは、本当はその弱さのケアをしたくて、それでも自分の弱さを見るのが怖くて、ほったらかしにしている、なんてことはないでしょうか?
彼のことをよく知り、彼を愛するあなたの目から見て、あなたを攻撃した彼の本来の姿は、どんなものだと思えるでしょうか?
もし、そこで彼の弱さの部分が垣間見えるなら、自分自身の心に問いかけてもらいたきことがあります。

彼に手を差し伸べてあげたいでしょうか?
もし、その答えがYesであるのなら、自分の身を守ることではなく、彼の心の中にある弱さや痛みのある部分の方に、目を向けることが求められてきます。

彼自身、その弱さや痛みの部分の扱い方がわからないのなら、そんなものはないという振りを普段しているでしょうし、そこを誰かにつつかれても、背中に冷や汗を流しながら、知らん顔をしているのかもしれません。ただ、あなたの目からみて、彼の中に弱さや痛みが見えてしまうのなら、ある意味では、あなたの彼との間では、そのごまかしは効かなくなっているといえるのかもしれません。

彼の弱さや痛みを見る時、あなた自身の弱さや痛みを彼に映し出してしまうのも、ときに必要なことなのかもしれません。あなたが抱える弱さや痛みは、彼があなたを責めているときに強く刺激されます。感情は共鳴します。あなたが感じる弱さや痛みを、彼も同じように感じているときに、彼があなたを責める、なんていうことがパートナーシップの間ではよく起きます。

ここで自分の痛みに浸ってしまうのではなく、自分自身を守りたい自分の弱さから抜け出して、彼に手を差し伸べることが、もしあなたにできるのだとしたら、もしくは、できるかどうかは置いといて、もし、あなたがそれをやりたいと望むのなら、そこにあなたが痛みから抜け出して行くための道のりが開かれていきます。

2人の間で、いつもぶつかることはあるでしょうか?
2人が同じところで行き詰まっていて、同じような弱さや痛みを抱えていると、そこで2人の関係性が滞ってしまうことがあります。
ここで自分の殻に閉じこもるのではなく、自分のエゴを手放して、彼の痛みに手を差し伸べることができたとき、自分自身の痛みも乗り越えて行くことができます。

大切なことはあなたが正しいということではなく、彼が正しいということでもなく、滞ってしまっている2人の関係性を前に進めて行くということです。彼の痛みを見てあげてください。愛する彼のために手を差し伸べてあげたいというあなたの想いは、自分の身を守りたいという自分の心の中にあるエゴの部分を乗り越えて行くための何よりの力になります。

痛みを乗り越えて手を差し伸べることができた度合いだけ、自分の内側にある人を深く愛することができる力に触れることになります。それがあなたと彼を繋げる絆を深めていくときの何よりの力になります。

パートナーを怒らせてしまったときに、覚えて置いてほしいことについて、今回は書いて見ました。ちょっとした小言や、愚痴なんか言われたときにはあんまりピンとこないことかもしれませんが、2人の間で強くぶつかるようなときほど、今回書いた内容は当てはまるところが多いと思っています。怒りは助けを求めるサインです。そのことだけでも、覚えて置いてもらえれば幸いです。

 

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