自分が普段考えていることや、普段しているものの見方、
というのと、自分が見聞きすることや、体験することは、
密接に結びついています。
恋人がいない、収入が少ない、忙しすぎて時間がない、
といった不満に関することから、
誰かと一緒にいてとても楽しい、仕事が面白い、
といった幸福感に関することまで、
自分の中にある、ものの見方や、ものの考え方、が作り出しています。
自分が信じている通りに、周りは動きます。
別の言い方をすると、そういう風にしか見えないです。
自分が信じていないような物事は、気付かなかったり、
見えなかったり、もっというと、そういうこと自体が
自分におとずれなかったりします。
良くある話だとは思いますが、私は自分が異性にとって、
まったく魅力的ではない、ということを信じていました。
そして、恋人がいない、ということを圧倒的に体験していました。
仮に自分に興味をもつ異性がいたとしても、
自分が彼女を異性として魅力的には見えない、
ということも合わせて体験していました。
ただ、それでも、結婚して、家庭を築いて、といったことを
とってもしたかったので、この自分の頑なな部分、
「自分は異性にとって魅力的ではない」というのを解除していき、
今は、愛する人と結婚して、暖かい家庭を気付いていますが、
これは、正直、苦労しました。長い間、自分と戦っていたようなものです。
それだけ、自分の否定的な思い込みが強かったのですね。
自分の体験していることが、自分の望みではない、としたら、
その望んでいない現実を変えるために、行動を変えるのも必要ですが、
それと合わせて、自分のものの見方や、自分の考え方、自分が信じていることも
変えることが求められてきます。
行動が変われば、現実も変わる、だけではないです。思考も変えてください。
行動を変えて現実が変わった後、思考を変えていなければ、
現実が元の状態に戻ろうとします。
それってイヤですよね?
例えば、婚活はしているけど、心の中で、どうせ私はXXXXX、とか考えていると、
婚活はしているけどXXXXX、な自分が手に入ります。
それってイヤですよね?
それが嫌なら、XXXXXを、自分が望まない内容から、自分が望んでいる内容に
変更することが求められてきます。
今、自分が体験していることで、何か気に入らないことがあるとしたら、
自分の心の中にある、ものの見方や、考え方、信じていることで、
何かしら、その体験を作り出しているものがあります。
それに気づいて、その心の中にある言葉を削除してください。
その代わり、自分の望んでいる体験を作り出す言葉、
ものの考え方、ものの見方、を選択してください。
考えているだけではなく、行動も連動する必要があります。
行動と連動させることで、その考えていることを強化することができますので。