誰でも失敗はするものですが、その失敗した経験が、
心のなかでとても痛かったために、
もう一度、という気にはなれない、ということもあると思います。
再挑戦したところで、同じ失敗を繰り返すだけで、
意味がないように感じてしまう、
という部分もあると思います。
ここで大切なのは、その失敗から受け取る、ということです。
失敗が教えてくれるものはたくさんありますので、
そこから自分が学べた部分はあると思います。
そして、だた、失敗から学ぶだけではなく、
もう一つ、気付いてほしい部分があります。
それは、自分が過去にしてきた成功の部分です。
今回の失敗とはあんまり関係がないように思える部分もあると思いますが、
そんな大それたことではなく、ちょっとした達成感や、
小さな成功と思える部分に注目した時に、
自分がもっている成功に近づくための才能の部分や、
もっている力に気付くことができると思います。
今回の失敗で、その才能や力は使えていましたでしょうか?
もし使えていなかったとしても、
今回の失敗から学んだ経験を生かせば、
その才能や力を発揮できる部分はないでしょうか?
失敗した時、というのは、まるで自分に才能や力がない、
というように感じるかもしれません。
それは、ただ、自分にある才能や力に気付いていなくて、
使えていなかったから失敗した、というように、
ものの見方を変えることに抵抗感があるとしたら、
それは、なぜだと思いますか?
今回の失敗の経験と、自分の中にある成功の部分を組み合わせることで、
新しいものを受け取っていくことができるようになります。
もし、自分の中に、まだ使えていない才能や力が眠っている
という感覚があるなら、今回の失敗から受け取って、
次の新たな一歩を、ぜひ、踏み出してみて下さい。