〜 カウンセリング 〜
カウンセラー
「今から、イメージを使った、カウンセリングの手法を使っていきます。私が、陽子さんに、こういうものをイメージしてください、とお願いしたり、どんな風に感じますか、と聞いたりしながら、陽子さんの中にある痛みの部分が解消されていくよう、サポートしていきますので、まずは、軽く目を閉じて、すこしリラックスしてもらってもいいですか?」 陽子さん
「はい。」 カウンセラー
「昔の彼のことを、陽子さんの心の中でイメージしてもらってもいいですか?」 陽子さん
「はい。」 カウンセラー
「彼をイメージの中で見て、今、どんな感情があがってきているか、教えてもらっても良いですか?」 陽子さん
「・・・・はぁ。う〜ん・・・自分の弱さ、です。」
「今から、イメージを使った、カウンセリングの手法を使っていきます。私が、陽子さんに、こういうものをイメージしてください、とお願いしたり、どんな風に感じますか、と聞いたりしながら、陽子さんの中にある痛みの部分が解消されていくよう、サポートしていきますので、まずは、軽く目を閉じて、すこしリラックスしてもらってもいいですか?」 陽子さん
「はい。」 カウンセラー
「昔の彼のことを、陽子さんの心の中でイメージしてもらってもいいですか?」 陽子さん
「はい。」 カウンセラー
「彼をイメージの中で見て、今、どんな感情があがってきているか、教えてもらっても良いですか?」 陽子さん
「・・・・はぁ。う〜ん・・・自分の弱さ、です。」
※画像はイメージです。
カウンセラー
「弱さの中に、どんな感情がありますか?淋しさでしょうか?愛されたい、という気持ちでしょうか?」 陽子さん
「辛さ、です。彼と一緒にいる時間、なんか自分が邪魔者?みたいな気がして。彼を拘束しているような。ねちっこい女みたいな。 でも、私も彼が必要だったので。彼もはっきりとは言ってくれなかったんで。でも、彼も苦しそうでした。でも、彼を苦しめているのが私って、あるとき思って、それで、すごく嫌になったんです。 それで、全部嫌になって、彼から離れることにしたんです。」 カウンセラー
「彼に伝えたかったけど、伝えきれていないことってありますか?」 陽子さん
「彼を責める気持ちと、彼に感謝している部分と両方あって、どっちですか?」 カウンセラー
「彼に感謝している部分の方です。」 陽子さん
「ただね、私、彼に言いたいことって両方あるんですね。」 カウンセラー
「そうですよね。彼を責める気持ちについて、どんなことを言いたいですか?」 陽子さん
「あなたに裏切られてから、私はすごく辛かった。あなたも辛かったかもしれないけど、私の方がもっと辛かった。それだけは、わかってほしい。」 カウンセラー
「陽子さんは、その部分で、自分のことも責めていませんか?」 陽子さん
「・・・・。」 カウンセラー
「何か、そうですね・・・。彼に謝りたいこと、ごめんなさいって言いたいことってありますか?」 陽子さん
「彼を責めたい、という気持ちもあるんですけど、私も悪かったなって思う部分はあります。」 カウンセラー
「どんな部分ですか?」 陽子さん
「私も彼を裏切ったのかなって。彼を信じられなかったし、彼が浮気に走ったのも、私が、彼を大切にしてなかったからなのかなって。」 カウンセラー
「イメージの中の彼にそれを伝えてもらってもいいですか?そして、彼にごめんなさいって言ってもらってもいいですか?」 陽子さん
「・・・・はい。」
「弱さの中に、どんな感情がありますか?淋しさでしょうか?愛されたい、という気持ちでしょうか?」 陽子さん
「辛さ、です。彼と一緒にいる時間、なんか自分が邪魔者?みたいな気がして。彼を拘束しているような。ねちっこい女みたいな。 でも、私も彼が必要だったので。彼もはっきりとは言ってくれなかったんで。でも、彼も苦しそうでした。でも、彼を苦しめているのが私って、あるとき思って、それで、すごく嫌になったんです。 それで、全部嫌になって、彼から離れることにしたんです。」 カウンセラー
「彼に伝えたかったけど、伝えきれていないことってありますか?」 陽子さん
「彼を責める気持ちと、彼に感謝している部分と両方あって、どっちですか?」 カウンセラー
「彼に感謝している部分の方です。」 陽子さん
「ただね、私、彼に言いたいことって両方あるんですね。」 カウンセラー
「そうですよね。彼を責める気持ちについて、どんなことを言いたいですか?」 陽子さん
「あなたに裏切られてから、私はすごく辛かった。あなたも辛かったかもしれないけど、私の方がもっと辛かった。それだけは、わかってほしい。」 カウンセラー
「陽子さんは、その部分で、自分のことも責めていませんか?」 陽子さん
「・・・・。」 カウンセラー
「何か、そうですね・・・。彼に謝りたいこと、ごめんなさいって言いたいことってありますか?」 陽子さん
「彼を責めたい、という気持ちもあるんですけど、私も悪かったなって思う部分はあります。」 カウンセラー
「どんな部分ですか?」 陽子さん
「私も彼を裏切ったのかなって。彼を信じられなかったし、彼が浮気に走ったのも、私が、彼を大切にしてなかったからなのかなって。」 カウンセラー
「イメージの中の彼にそれを伝えてもらってもいいですか?そして、彼にごめんなさいって言ってもらってもいいですか?」 陽子さん
「・・・・はい。」
※画像はイメージです。
カウンセラー
「彼に感謝できることって、どんなものがありますか?」 陽子さん
「ここまで人を好きになったことがなかったので、そのことに、ありがとうって言いたいですね。それなのに、なんで裏切ったのって・・・・・。」 カウンセラー
「その陽子さんを裏切った彼。彼のどんな部分が好きでしたか?陽子さんは、彼のことがずっと好きだったって言っていましたよね? なんで、陽子さんは彼のことを好きになったんですか?」 陽子さん
「・・・・彼は、私を驚かせる、というか、サプライズ、というのが好きで、それは、付き合う前からもそうでしたね。一緒にいてすごく楽しくて、そういうところもそうですし、あと、なんだろ・・・優しかったですね。」 カウンセラー
「そのときのことを、ちょっと思い出してみて、何か感謝できることはないですか?」 陽子さん
「・・・・なんだろ、一杯ありますね。」 カウンセラー
「たくさんある楽しかった思い出の中から、何か感謝できることを1つ選んでもらっても良いですか?」 陽子さん
「・・・私の誕生日のときに、2人でデートをしていて、夜ご飯を食べるところを彼が予約していたので、その店に行ったら、昔の仲間も一杯いて、サプライズで誕生日パーティーになったんですね。 彼がそういうのを企画してくれて。私が昔の仲間に長いこと会っていなくて、会いたい、というのを前に言っていたのを、彼が覚えていて、それで、みんなからっていうのでプレゼントももらって。すごく楽しかったし、嬉しくて・・・。」 カウンセラー
「イメージの中の彼にそれを伝えてもらってもいいですか?そして、彼にありがとうって言ってもらってもいいですか?」 陽子さん
「・・・・・・はい。言いました。」 カウンセラー
「陽子さん、あなた自身のために、1つ、私から、陽子さんにやってもらいたいことがあります。彼を許してあげてくれませんか? 彼がやったことは、本当に、陽子さんを傷つけたし、ひどいこと、だったかもしれません。ただ、彼は、そんなにひどい人でしょうか?陽子さんのために、いろんなサプライズを考えていた彼、本当に、陽子さんのことを愛していて、大切にしていた部分もあったって思いませんか? なんで、彼が陽子さんを裏切ったのか、それは、彼に聞いて見ないとわからないことかもしれません。」 陽子さん
「私が悪いかもしれません。」
「彼に感謝できることって、どんなものがありますか?」 陽子さん
「ここまで人を好きになったことがなかったので、そのことに、ありがとうって言いたいですね。それなのに、なんで裏切ったのって・・・・・。」 カウンセラー
「その陽子さんを裏切った彼。彼のどんな部分が好きでしたか?陽子さんは、彼のことがずっと好きだったって言っていましたよね? なんで、陽子さんは彼のことを好きになったんですか?」 陽子さん
「・・・・彼は、私を驚かせる、というか、サプライズ、というのが好きで、それは、付き合う前からもそうでしたね。一緒にいてすごく楽しくて、そういうところもそうですし、あと、なんだろ・・・優しかったですね。」 カウンセラー
「そのときのことを、ちょっと思い出してみて、何か感謝できることはないですか?」 陽子さん
「・・・・なんだろ、一杯ありますね。」 カウンセラー
「たくさんある楽しかった思い出の中から、何か感謝できることを1つ選んでもらっても良いですか?」 陽子さん
「・・・私の誕生日のときに、2人でデートをしていて、夜ご飯を食べるところを彼が予約していたので、その店に行ったら、昔の仲間も一杯いて、サプライズで誕生日パーティーになったんですね。 彼がそういうのを企画してくれて。私が昔の仲間に長いこと会っていなくて、会いたい、というのを前に言っていたのを、彼が覚えていて、それで、みんなからっていうのでプレゼントももらって。すごく楽しかったし、嬉しくて・・・。」 カウンセラー
「イメージの中の彼にそれを伝えてもらってもいいですか?そして、彼にありがとうって言ってもらってもいいですか?」 陽子さん
「・・・・・・はい。言いました。」 カウンセラー
「陽子さん、あなた自身のために、1つ、私から、陽子さんにやってもらいたいことがあります。彼を許してあげてくれませんか? 彼がやったことは、本当に、陽子さんを傷つけたし、ひどいこと、だったかもしれません。ただ、彼は、そんなにひどい人でしょうか?陽子さんのために、いろんなサプライズを考えていた彼、本当に、陽子さんのことを愛していて、大切にしていた部分もあったって思いませんか? なんで、彼が陽子さんを裏切ったのか、それは、彼に聞いて見ないとわからないことかもしれません。」 陽子さん
「私が悪いかもしれません。」
※画像はイメージです。
カウンセラー
「なんでですか?」 陽子さん
「彼のお母さんが、その・・・・心を?やんでいるというか、ちょっと、病院に行っているような人だったんですね。」 「ただ、彼はそのお母さんのことをすごく大切にしていて、それは知っていたんです。でも、私、なんか、すごい汚い話なんですけど、そのお母さんに負けたくなくて。彼を独占したいというか? だから、そのお母さんに彼が優しすぎる、とか、離れたほうがいい、とか、彼を否定することを言ってたんですね。お母さんも、なんか、あなたに甘えているから、あんな風なんだとか、お母さんも否定することを言って、それで、彼が怒るというか、ふさぎこんでしまって。 そこから、なんかギクシャクしだして。私もなんか引っ込みつかなくって、なんか・・・・。浮気相手というのが、その病院の看護婦かなんかで、親身に彼の話を聞いていたみたいなんですけど、それも、また、腹がたって。 なんか、彼と母親と看護婦、みんな間違っている、みたいになって、また、私それも黙っていられなくて・・・。バカなことをしたって思うでしょ?先生は、そっち側ですもんね?」 カウンセラー
「今でも、間違っているって思いますか?」 陽子さん
「う〜ん。優しくするだけじゃなくて、本当に、本人に必要なこと、っていうのはあると思うんで、間違っている、っていう風には思わないですけど。」 カウンセラー
「今だったら、彼に対して、どんな風に接することができると思いますか?」 陽子さん
「全てを否定することはしないですね。彼の話をもっと聞いてから、意見を言っていく、っていう風にするし、やっぱり、人の人格を否定するようなことも言っていたと思うんで、そういうのは、今だったら、言わないと思います。」 カウンセラー
「彼のお母さんに対する嫉妬があったんですよね?彼のお母さんっていうのは、何か、とっても弱い部分、というのを隠さない人、なんですよね?どちらかというと、人に頼りすぎるような?」 陽子さん
「でしょ?先生もそう思いますよね?」
「なんでですか?」 陽子さん
「彼のお母さんが、その・・・・心を?やんでいるというか、ちょっと、病院に行っているような人だったんですね。」 「ただ、彼はそのお母さんのことをすごく大切にしていて、それは知っていたんです。でも、私、なんか、すごい汚い話なんですけど、そのお母さんに負けたくなくて。彼を独占したいというか? だから、そのお母さんに彼が優しすぎる、とか、離れたほうがいい、とか、彼を否定することを言ってたんですね。お母さんも、なんか、あなたに甘えているから、あんな風なんだとか、お母さんも否定することを言って、それで、彼が怒るというか、ふさぎこんでしまって。 そこから、なんかギクシャクしだして。私もなんか引っ込みつかなくって、なんか・・・・。浮気相手というのが、その病院の看護婦かなんかで、親身に彼の話を聞いていたみたいなんですけど、それも、また、腹がたって。 なんか、彼と母親と看護婦、みんな間違っている、みたいになって、また、私それも黙っていられなくて・・・。バカなことをしたって思うでしょ?先生は、そっち側ですもんね?」 カウンセラー
「今でも、間違っているって思いますか?」 陽子さん
「う〜ん。優しくするだけじゃなくて、本当に、本人に必要なこと、っていうのはあると思うんで、間違っている、っていう風には思わないですけど。」 カウンセラー
「今だったら、彼に対して、どんな風に接することができると思いますか?」 陽子さん
「全てを否定することはしないですね。彼の話をもっと聞いてから、意見を言っていく、っていう風にするし、やっぱり、人の人格を否定するようなことも言っていたと思うんで、そういうのは、今だったら、言わないと思います。」 カウンセラー
「彼のお母さんに対する嫉妬があったんですよね?彼のお母さんっていうのは、何か、とっても弱い部分、というのを隠さない人、なんですよね?どちらかというと、人に頼りすぎるような?」 陽子さん
「でしょ?先生もそう思いますよね?」
※画像はイメージです。
カウンセラー
「そうですね。ただ、陽子さんにとって、それは、自分がしないように禁じているものだとすると、彼のお母さんがそれをやっているのを見て、それで、彼も、それを受け入れているのを見て、イライラっときたんだと思います。 彼のお母さんが見せてくれていた部分。それは、彼に甘える、という部分です。ただ、陽子さんも甘えてよかったんですよ。もちろん、何事もやりすぎると、良くないかもしれません。 ただ、陽子さんは、逆で、やらなさすぎたんじゃないかなって、私は思っています。彼に甘えたりってしてましたか?」 陽子さん
「・・・・・そういうのは私じゃないんで。」 カウンセラー
「そうすると、真逆のタイプを見て、腹が立つと思います。実は、陽子さんも思ってませんでしたか?私も甘えたいって。」 陽子さん
「・・・・そうですけど。甘え、たいですよ?」 カウンセラー
「彼のお母さんが見せてくれていた、人に甘える、という部分を、陽子さんの中にも取り入れることができたときに、陽子さん自身が楽になれます。陽子さんにとって、何か、甘えないようにしよう、というので、無理とか我慢、はしてなかったでしょうか?」 陽子さん
「無理はしていなかったとは思うんですけど・・・、我慢はしていたかもしれません。」 ここで、カウンセリングの時間がだいぶ押していたため、陽子さんとの話の中で、甘える、という部分と、その昔の彼を許す、という部分を、次回のカウンセリングの中で扱っていく、ということとなった。
「そうですね。ただ、陽子さんにとって、それは、自分がしないように禁じているものだとすると、彼のお母さんがそれをやっているのを見て、それで、彼も、それを受け入れているのを見て、イライラっときたんだと思います。 彼のお母さんが見せてくれていた部分。それは、彼に甘える、という部分です。ただ、陽子さんも甘えてよかったんですよ。もちろん、何事もやりすぎると、良くないかもしれません。 ただ、陽子さんは、逆で、やらなさすぎたんじゃないかなって、私は思っています。彼に甘えたりってしてましたか?」 陽子さん
「・・・・・そういうのは私じゃないんで。」 カウンセラー
「そうすると、真逆のタイプを見て、腹が立つと思います。実は、陽子さんも思ってませんでしたか?私も甘えたいって。」 陽子さん
「・・・・そうですけど。甘え、たいですよ?」 カウンセラー
「彼のお母さんが見せてくれていた、人に甘える、という部分を、陽子さんの中にも取り入れることができたときに、陽子さん自身が楽になれます。陽子さんにとって、何か、甘えないようにしよう、というので、無理とか我慢、はしてなかったでしょうか?」 陽子さん
「無理はしていなかったとは思うんですけど・・・、我慢はしていたかもしれません。」 ここで、カウンセリングの時間がだいぶ押していたため、陽子さんとの話の中で、甘える、という部分と、その昔の彼を許す、という部分を、次回のカウンセリングの中で扱っていく、ということとなった。