心理学
意欲を取り戻す
何もしたくない、そう思うことは、みなさんないでしょうか? 一時的には、疲れているときに、よく思うことかもしれません。 しかし、それが慢性的になって、自分がやりたいことがなんにもない、 そんな無気力な状態になった場合・・・、 それをカウンセリングの相談内容として、もってこられる人もいます。
カウンセリングで、そういった人の話をよく聴いて見ると、 必ず、という訳ではないのですが、 退屈しているというよりも、絶望して諦めている、 という雰囲気のほうが、しっくりくることがあります。
心の中をよくみてみたときに・・・、やりたいことがない、というより、 やりたいことはあるけれども、自分には無理と思っている場合、 その意欲自体は、封印をされてはいますが、まだ、心の中に眠っています。
カウンセリングの中で、その部分に触れると、 カウンセリングを受けている人の言葉から、 否定的な想いがたくさん出てきたりします。 前にやってみたけど、だめだった、とか。 そういう人を見るとうらやましいけど、自分には関係がない、とか。 でも、どうやったらいいのか、わからない、とか。
絶望の下に、怒りや悲しみ、苦しみ、自分には価値がないという感覚、 いろんな気持ちや記憶があります。いろんな出来事もあったかもしれません。 だから、やめたんですね。
自分の中の、子供のように無邪気な部分、 あれもしたい、これもしたい、もっと楽しいことがしたい、という部分、 それは、いろんな経験をしていく中で変化していくかもしれません。
これはむり、あれもだめ、我慢することや、 あきらめ、達観することが癖になっていたのなら、 それが、子供のように無邪気な心、を覆い隠したために、 無気力になっていたのかもしれません。
もし、そうだとしたら、この意欲がある部分を、 もう一度、思い出してみようとすることが、求められてきます。 その試みは苦しみを伴うかもしれません。 過去にいろんなことがあって、理由があって封印したものです。 思い出そうとすると、そういう感情がわきあがってくるかもしれません。
カウンセリングで、実際にそういう部分に触れさせてもらうときには、 話の中で出てきた、その人の家族や知人、 その人のよく覚えている情景などを使って、 様々ものをイメージしてもらい、 そのときの感情を思い起こしてもらうような エクササイズを行うこともあります。
意欲がある部分を思い起こすこと自体を、無意味だと思う人もいます。 無理なものを望んでも仕方がない、と思うからです。 確かにそうかもしれません。
ここで、そのとき、その方法では、無理だったことも、 そのときとは違う成長した自分、新しい方法では、実現できることもあります。 そういう部分でもお話を聞かせてもらうことがあります。
無気力な心の下に隠れている、意欲のある部分を、もう一度、思い出すこと。 慢性的に無気力な状態をなんとかしたいと思う人にとって、 それが、大切な一歩になる、と私は思っています。
 
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そこで、自分自身が輝きを取り戻していくことを、ぜひ身をもって体験してもらいたい、と思っています。
 
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